「僕は友達が少ない」感想~アニメも最後がパッとしない残念要素

友達が少なくても周りにかわいい女の子がいれば何も悲しくないよな。

というわけでキャラも作品も残念なこのアニメのレビューをしていきます。

残念と言ってますが僕はそれなりに笑いもあって適度にラブコメ要素もあって楽しめたので総合評価は悪くありません。

終わりよければ全てよしという言葉がありますが、裏を返せば終わり悪ければ全く良くないと言い換えられます。

この作品は残念な終わり方を迎えてしまったのでファンの間でも評価が分かれているようです。

 

各キャラの残念な部分をまとめてみた

キャラ全体が残念系で塗り固められ、そこが個性を生んでいて中々面白い発想だと思いました。

まさか終わり方まで残念とは思いもしませんでした。

それを意図して作者が作り上げたのなら、それはもう読者を置いてけぼりにした自己満足な作品であると言わざるを得ません。

まあでも積み上げたものぶっ壊してってスキマスイッチも言ってるし仕方が無いですよね。

気を取り直してここで各キャラの残念な部分をあげていきたいと思います。

 

主人公:長谷川小鷹の残念なところ

髪型以外普通。

せめて遊戯王の主人公、武藤遊戯のような髪型なら多少のチャームポイントにもなったのですが、アニメの中の髪の色としては見慣れた色で特に印象に残りません。

主人公という位置づけである以上、普通は残念そのもの。

そして主人公を見た目だけで判断するモブキャラが9割を超えているのも残念。

料理が得意なのに特に料理で見せ場を作らないのが残念。

多分小鷹じゃなくても隣人部の一人が適当な男でも女の子たちはそいつを好きになるんだろうなって思わせた時点で残念。

 

三日月夜空の残念なところ

卑屈、思い込みが激しい、エア友達を作っているところが残念。

申し訳ないですが、アニメを見る限りでは夜空の良いところが一つもなくて好きになれませんでした。

唯一かわいいなと思っていた黒髪ロングも2期ではバッサリ切っているので魅力半減です。(個人的な意見)

星奈に対してそこまでやるっていうね・・

ネタでやってるなら面白みがあるのですが、あまりにも度が過ぎてネタとして見られませんでした。

 

柏崎星奈の残念なところ

正直性格以外はパーフェクト。

確かに現実にこんな性格の人いたら近づきがたいですが、作品のキャラとしては平均レベルだと思います。

金髪、金持ち、巨乳、文武両道。

権力やお金の力ですべて解決するのではなく、自身の力で解決しようとする姿に魅力を感じました。

あ、でも自分の部屋の天井に夜空の写真をたくさん貼り付けているところは残念です。

 

楠幸村の残念なところ

もう小鷹を兄貴として慕っているのが残念。

あとは許せる。

別に自分ことを男だと思っていて、男の中の男になろうとしたっていいじゃないか。

でも師匠を小鷹にするのは間違っている。

それだけのこと。

 

志熊理科の残念なところ

BL好きはともかく、距離を近づけようとすると独りよがりな会話の雰囲気になるように仕向けるところが残念。

その反面、自分以外の話になると真面目になるあたり、自分の感情を隠しているところに壁を感じました。

友達を作りたいのだけど、自分の世界にも浸っていたい。

科学者の考えが上手くキャラと融合した存在感ある立場を確立していたと思います。

2期の最終回はほぼ理科の独壇場でしたし。

 

羽瀬川小鳩の残念なところ

うーん、百歩譲って男の子なら中二病を患うのもまだ理解できますが、女の子もなるものなのか・・

あ、小鳥遊六花も中二病でした。

なら良いか。←よくない。

ただ中二病であることはクラスメートには明かしていないし、クラスメートは小鳩と友達になりたいと思っている。

であれば、あとは小鳩の意思で残念な生活を送るか真っ当な人生を歩むかを決められるということ。

残念度は限りなく0に等しいのではないでしょうか。

 

高山マリアの残念なところ

あほ、以上。

特に面白いわけではないはずなのですが、なぜかマリアの「うんこ吸血鬼」という言葉に笑みをこぼしてしまいます。

印象深いシーンは文化祭の小鳩がみんなから慕われている様子をじっとマリアが見て”何かつまらない”というセリフ。

小鳩はいつでも友達になれる人がいるという劣等感、唯一友達と言える存在が遠くに行ったような感覚。

飛び級して周りに友達と言える人物がいなかっただけに、マリアのあの姿を見るのは胸が痛くなりました。

そしてその後の「うんこ吸血鬼」。

2期で一番感動したシーンです。

ということで今回のイラストはマリアさんをモチーフにしました。

 

本当に友達がいない僕はどうしたらいいのでしょうか?

友達が少ないというワードに、何か共感できるものがあるかもしれないということで見始めたアニメですが最後は嫉妬という感情が渦巻く形で終わりを迎えました。

友達少なくても女の子に囲まれているなら楽しくないはずがないよね。

ラブコメ要素強くするならもう少し主人公の男らしい内面を見たかったです。

2期はほんと、逃げてばかり・・

1期は男らしさもあり、CMの間の挿絵もよかったです。

2期と1期を比べると1期は夜空の何とも言えないうざさがまとわりつき、そのうざさが若干解消された2期のほうがどちらかと言えば好き。

作画も現代風の顔立ちになっていてよかったです。

ただ2期の最終回ではメタ臭をぷんぷん匂わせながら己(小鷹)の情けなさを弁明する始末。

勢いに任せた感じが否めませんでした。”テンポが良い”と”勢いが凄い”を同梱させてはいけない。

適度にギャグやラブコメ要素を楽しめていただけに最後は置いてけぼりにされた気分になり残念です。

 

おまけのイラスト

制作時間:600分

1期のマリアさんの差し込みイラストをモチーフに描きました。オリキャラ山祇マウンテちゃんがモデルです。

アップ後左手の指が6本あることに気づきましたが残念な感じを残してこのままにしておきます。

僕は友達が少ないマリアモチーフ

マウンテマリアサムネ
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