先日アニメ「かぐや様は告らせたい」の1期を見終えたばかりですが、そのまま2期も一気見しました。
面白すぎたのでオリキャラでGIFアニメを作ってしまいました・・
GIFアニメで単調ですけどなんかずっと見れちゃうんですよね。
初めてGIFアニメを作ったのでクオリティは高くはありませんが頑張って作ったのでよかったら最後までご覧いただければと思います。
さて、2期もめちゃくちゃ面白かった「かぐや様」ですが、個人的には3話が一番神回にふさわしいと思いました。
ということで今回はその理由も併せて書き連ねていきます。
メインキャラクター/声優
主人公:四宮かぐや(しのみや かぐや)/古賀葵
主人公2:白銀御行/(しろがね みゆき)古川慎
藤原千花/(ふじわら ちか)小原好美
石上優/(いしがみ ゆう)鈴木崚汰
伊井野ミコ(いいの みこ)/藤田美憂
早坂愛(はやさか あい)花森ゆみり
頭いい子らが集まる名門校「秀知院学園」が舞台。
彼らを束ねるトップ生徒会メンバーである四宮かぐやと白銀御行の恋模様を描いた物語。
お互いプライドが高く告白したほうが負けというよくわからない思想の元、自身の頭脳を駆使して告白をさせようと日々奮闘するのでした。
進展はしてないけど告白しているんだよなー
さて2期はサブタイトルに打ち消し線画してあったように恋愛頭脳戦の要素は一切なかった(あったかもしれませんがそれを超えるコメディ要素が多くて印象に残らない)ように感じました。
むしろ純粋にラブコメ要素もコメディ要素も演出も1期よりパワーアップしていたので僕としてはすごく楽しむことができました。
かぐや様は告らせたいが人気なのは何といってもキャラ一人ひとり魅力がありそこが伝わる工夫をしている点にあるでしょう。
近年のアニメは主人公(ヒロイン)一点に全投資したような作りになっていますが、かぐや様は脇役にスポットを当てたストーリーが多く全く飽きがきません。
それでいて主人公たちもしっかりイチャコラしているので、イチャコラ展開を待ち受けていた層にも期待通りの出来上がりとなっています。
というか1期ではあれだけLINEの交換を先に持ち掛けたほうが「負け」、つまりこのやりとりすら勝敗の基準にしていた主人公たちが2期ではそれを何のためらいもなくやり遂げている。
かぐや様が「会長は会長がいい」というセリフは、いやもうそれ告白じゃねえかってツッコミをしたくなりましたよ。
それを見るからにもう”恋愛頭脳戦”における勝敗とかは本人同士どうでもよくなって、ただ単にプライドと羞恥心のだけの問題となっていたように感じました。
もともと1期からコメディ要素満載だったので、思考をめぐる頭脳戦には一切期待していなかったのですが、2期ではその素振りすら見えなかったので清々しささえ感じます。
これが悪いというわけではなく、「YOUたち早く付き合っちゃいなよ」という意見を持つ身としてこの展開になってよかったと思っています。
この後のストーリ展開は原作を見ていないので分かりませんが、変に頭脳戦を繰り広げることなく、プライドと羞恥心の壁を乗り越えて2人には早く幸せになってもらいたいという気持ちでいっぱいです。
脇役に光が当たった2期だったけどやっぱり主人公たちが最高だった
1期でも脇役の活躍ぶりが際立っていましたが、2期はそれ以上の出来栄えでした。
生徒会新メンバーになる伊井野ミコさんや石上優君の過去編、早坂愛さんの苦悩など随所にちりばめられた各キャラの魅力を存分に楽しめました。
中でも11話は石上君の過去編は神回。
ということで3話のお話をしよう←いや11話の話は!?
いやあやっぱり3話はお月見の話だけじゃなくて、生徒会最終日(仮)の話だったわけですし、かぐや様の「会長は会長がいい」のセリフがあった回ですし。
一番面白くて、一番主人公2人が輝いて、一番ラブコメ要素が強くて、一番ナレーションの勝敗のジャッジに納得がいった回ですからね。
そんでもって打ち上げの際にかぐやさんがサーバーにアイスコーヒーを入れる際に横顔が見えていく演出!最高かーー。←観ればわかる。
本当は会長にはもう一年会長をしてほしいという心情の中、激務から解放させて自分の時間を作らせてあげたいというかぐやさんの優しさが見える一方で、最終的に「会長を続けてほしい」とわがままを言う鬼畜少女。最高かーー。
これがあったから11話が実現できた。
そういっても過言ではありません。
3話ということで「チカっとチカ千花っ」のような特殊エンディングを期待していましたが、それは贅沢な要望でしたね。
石上が人気投票ランキング1位なのも納得
せっかくなので神回と言われる11話の話もしよう。
本作は主人公やメインキャラだけを観ると悪役は存在しないのですが、それ以外に焦点を当てると全員良い人というわけではありません。
あ、かぐや様は良いやつではないか・・
とにかく、コメディ要素が多い作品はモブキャラまで全員良いやつ、あるいはAHOの子という設定がセオリーですが本作は割と人間のリアルな闇を描写しています。
僕の学生時代の時はいじめもありましたし、何ならその対象にされたこともありますがそういったリアルな闇の部分を作品で表現するのはリスクが伴います。
おそらく本作においてもコメディ要素が強い中、いきなりシリアスな展開に持っていったとなるとシリアスな展開が苦手な人は拒絶するかもしれません。
でも客観的に観ると拒絶反応を起こす人はごく一部なのではないかと思います。
なぜなら11話以前に至るまで我々は知らず知らずのうちにシリアスを受け入れる耐性を身に着けていたから。
選挙戦の際も純院生、混院生の派閥という闇が垣間見えたり、そもそもかぐやさんの存在がシリアスなので11話を受け入れるクッションになっていたと考えます。
さて11話の主役は間違いなく「石上優」であり、彼が人気投票ランキングで1位の理由もこの回を見れば納得がいきます。
彼の「正義」は報われた。本当によかったと思います。
彼の行いは必ずしも正解とは言えない、むしろもっとほかのやり方があったはず。
おそらくそう思っている人も少なくはないでしょうが、正義なんて言うものに正解は無いのだから、彼の信じる正義があの行動であったのならそれは間違いなく正解なのです。
つまり正義は他人が判断するんじゃなくて自分が判断するものだということ。
「誰かを助けるということは誰かを助けないということ」という名言がありますがこれが真理です。(fate/衛宮切嗣の言葉)
石上優は過去の自分に打ち勝ち現実を見るようになった。この事実だけあればいいのです。
石上君が閉じていた眼を開けた瞬間、僕の目からは涙が流れていました。
「モブキャラの顔、映ってないな、手抜きかー?」と思った僕を呪いたい。
それでもやっぱり藤原千花が一番かわいい
アニメ1期では藤原千花が一番かわいいという話をしましたが2期は新キャラや石上君の存在感が大きかったため少し影に隠れていたのは否めません。
各話のタイトルも1期は藤原書記の名前が4つあったのに対し、2期は2つしかありませんでしたからね。
それでも最終回ではそのタイトル権を奪い取る藤原書記。
胸が大きいと風船も膨らませたくなる気持ちはよく分かります。←嘘です
冗談はさておきなんだかんだ言って白銀会長の成長に一躍買っている藤原書記は優しいなと思いました。
音痴を直したり、ソーラン節の極意を教えたり。
ハリセンで石上君をぼっこぼこにする姿すらかわいかったです。かわいすぎてGIFアニメも作っちゃうくらい・・
天然でありながら、こうした熱い心も持ち合わせている女性は滅多にいません。←そもそも天然は天然を装っている計算高いやつばかりでリアルの世界に天然の人は本当天然記念物っていうくらいいませんよね。(急に早口になる)
このブーメランが藤原書記の額に刺さないことを祈りながら3期を待つことにしよう。
おまけ:GIFアニメ「ハリセン」
2020年9月13日:制作時間480分
こんなでも8時間かかるのだからアニメ制作は大変だなとしみじみ思います。
アニメ制作の人たちにもっと感謝しながらアニメを見よう。DVDも検討しよう。←あ、これ買わないやつ・・
著作権上オリキャラの山祇(やまつみ)マウンテちゃんを登用しています。寝っ転がっている人物は決して石上君ではありません!