ほんの1%だけ心がキュンキュンする、あとの99%は笑いの要素で占めている「かぐや様は告らせたい」のアニメを一気見したので感想をつづります。
感想記事は見てくださった方がこれまでになかった価値観が生まれると良いなと思いながら書いていますので是非最後までご覧ください。
メインキャラクター/声優
主人公:四宮かぐや(しのみや かぐや)/古賀葵
主人公2:白銀御行/(しろがね みゆき)古川慎
藤原千花/(ふじわら ちか)小原好美
石上優/(いしがみ ゆう)鈴木崚汰
頭いい子らが集まる名門校「秀知院学園」が舞台。
彼らを束ねるトップ生徒会メンバーである四宮かぐやと白銀御行の恋模様を描いた物語。
お互いプライドが高く告白したほうが負けというよくわからない思想の元、自身の頭脳を駆使して告白をさせようと日々奮闘するのでした。
天才たちの恋愛頭脳戦という罠
かぐや様は告らせたいがアニメのタイトルとなっていますがサブタイトルは「天才たちの恋愛頭脳戦」となっています。
偏差値77もある学園の長たちの頭脳戦なのですからさぞ高度な情報戦を繰り広げるかと思いきや、至って低レベルなやりとりを面白おかしく描かれています。
アニメ2期ではサブタイトルに打ち消し線が引いてあることから、このサブタイトルは釣り針。
大きな期待からの急転直下、その落差の面白さを追求したアニメだと思います。
「恋は盲目」という言葉があるようにどんなに頭が良くても一度恋に落ちると己の理性や常識が吹き飛びわけのわからない行動をとってしまうものです。
ちなみに僕もこのサブタイトルの先入観から高度な情報戦を期待したのですが、こういったやりとりも大好物なので最後まで飽きなく楽しむことができました。
アンチコメントかと思いきや、べた褒めをするという下げて上げるという、かぐや様の反対の手法をとっています。←これをゲインロス効果という。
主人公「四宮かぐやと白銀御行」に一言
情緒不安定サイコパス女子高生とガリ勉くんに一言。
あ、間違えた本作の主人公四宮かぐやさんと白銀御行さんに一言。
お前ら早く結婚しろ。
恋愛漫画やアニメお決まりのセリフ。
恋愛ジャンルはわりかし好きな方ですが、どうも話が進展しないとうずうずしてしまいます。
そして悶々とします。←何言ってんだこいつ。
少しネタバレになりますが第一期時点ではこの二人は結ばれていません。
結ばれると物語はエンドとなり2期もないことになってしまうので察しの良い方は気づきますね。
さて、この二人の印象的なストーリーはやはり花火・・いや同衾(どうきん)した話でしょうか。←最低
付き合ってもいない男女が同衾とかリアルでは考えられないですが・・あ、そういえばこの前弟が女友達連れ込んで同衾してた、とりあえず弟には一回死んでもらってー。
突き飛ばされた会長がかわいそうだと思いました。
「自分から誘っておいてふざけんじゃないよ」って僕と似た青髪で眼鏡かけた子とシンクロしましたし、石上君とは良い同衾仲間になれそうです←ウホ
一番頭脳戦を繰り広げている藤原千花が一番かわいい
僕は正直かぐや様の人間性はあまり好きになれません。
貧乏の子として生まれた僕にとって、かぐや様のような金持ちで何でもできて親友ですら人を虫けらと嘲笑うようなキャラがネタだとしても好きになれないのです。
僕は原作は未読ですし2期はまだ見ていないので、かぐやさんの過去を深堀りすることでその念を払拭することができるかもしれませんが今のところはギャグ要因の面白いキャラだなという位置でしかありません。
だから会長との恋路を無自覚に妨害する藤原千花さんがいっちばんかわいいです。よっ影の支配者!
神経衰弱のいかさまからラブ探偵や3話の特殊エンディングからラーメンを食べるシーンすべてが計算つくされているような作りに脱帽しました。
特に3話の特殊エンディングは何回も見てしまいました。(3話がエンディングなのは藤原千花さんの誕生日が3月3日だからかな)
藤原さんの立ち位置としてはどうなのでしょう。
妹同士で交流がありますし、空気が読めない子を演じてひそかに会長を想っている、あるいは本当にあほの子でこの作品の寿命を維持するための役なのか。
いずれにせよこの作品で好きなキャラランキング1位であろう(予想だけど絶対1位だと確信している)藤原千花さんは恋愛頭脳戦独走状態であることに間違いない。
予想だけで決めつけるのもよくないと思ったので後に投票ランキングサイトを見てみると1位に石上君の名前が・・やっぱり同衾するのは君以外考えられないよ(ウホ
よくわからない勝敗のナレーションに必要性を感じなかった
僕はどちらかといえばアニメキャラの魅力だったりストーリー展開を楽しんでいますので声優さんにはあまり興味がないです。
声優さんが好きな方ですと自分の推している声優さんが出演されていると「おーっ」てテンションが高くなると思うのですが、僕の場合はかっこいい声だなあ、かわいい声だなあぐらいにしか思ったことがありません。
そんなこともあり、かぐや様のナレーションの方には大変申し訳ないのですがあまりナレーションの必要性を感じることができませんでした。
単なる説明の意、雰囲気作り、テンポをよくさせるためにナレーションはあると思うのですが、今回はそれが機能してなかったように思います。
各話最後のかぐやの勝利とか白銀の勝利とか、「それどういう基準?その勝敗で何かストーリー展開に抑揚が生まれるの?」と最後まで見ていましたが結局その必要性を感じられず、もやもやした疑問しか残りませんでした。
うらら迷路帖の井上喜久子さんぐらいのナレーションがちょうどいいです。
速報:第2期もやるらしいのでちょっと一気見してくる
速報です。2020年9月某日、かぐや様の2期がやっていることを知りました。
さすが情報網に長けている私ですが、なになに、放映時期は2020年4月~6月・・
もう終わってるじゃねえか!ということで、このまま熱のあるうちにかぐや様2期も一気見してきます。
もちろんこちらも感想に残しておくので藤原さんが好きな方はぜひご覧いただければと思います。
おまけイラスト
おまけのイラストです。著作権を考慮し僕のオリキャラ「山祇マウンテ」に登場してもらいます。
2020年9月5日 制作時間360分