先日ゾンビランドサガリベンジの最終回を迎えましたが、やはり今期の中でも頭一つ取れるくらい面白かったですね。
1期はインパクト重視という形でしたが、2期はシリアスな展開もあり、また違った楽しみ方ができました。
さて2期では結構フラグ回収していない伏線もあり、続編が期待されているわけですが仮に続編があるとしてどのような展開になっていくのかを予想してみたいと思います。
まあこのアニメは良い意味でぶっ飛んでいるのでこちらの予想なんか簡単に崩壊させられそうですけど。
辰巳幸太郎の目的と佐賀の呪い
やっぱり一番の謎は佐賀の呪いとゾンビィ化との因果関係でしょうか。
フランシュシュのメンバーの死因はこの呪いの影響を受けていることが明かされています。
いずれも佐賀の繁栄や深く関わる人物が呪いの対象となっている感じでしょうか。
辰巳幸太郎の目的は明確には明かされていませんが、佐賀の呪いを消滅させること、源さくらのアイドルになるという夢を叶えさせる目的があるのではないかと推測できます。
後者のほうは完全に私情が混じっているように思いますが、源さくらも呪いによって逝去しているのであれば、未来佐賀の重要人物になっていたと考えられアイドル活動はあくまでその呪いを解消するための策であり私情と世情が一致した結果だと思います。
呪いの正体は今だ明らかになっていませんが、呪いが佐賀の衰退であるとしたらその呪いを軽減させる方法が佐賀の繁栄であり、辰巳幸太郎はアイドル活動が一番の佐賀の繁栄になると考えたのでしょう。
いや、もっとほかにあるでしょ?と疑問に思う方もいるでしょうが、少人数でできることなんて限られています。
行動できる帰途自体が凄いことですし実際に成功させているのですから文句は言えません。
徐福と佐賀滅亡の予言
アニメ7、8話はゆうぎり回でしたがそこでゆうぎりの死因やマスターの正体なんかも判明しましたね。
生前のゆうぎりがお世話をしていたおじいちゃんは徐福という名前で、マスターが経営しているバーの名前が「BAR New Jofuku」という点。
ゆうぎり、伊藤、喜一の写真が飾られていることから同一人物で間違いないでしょう。
つまり不老不死です。めっちゃ老けてますが歳をとってからその力を手に入れたか霊薬を服用したのかそのどちらか。
徐福という人物が歴史上の人物で不老不死の霊薬を発見した伝説の人物であることからマスター=徐福でずっと昔から現在に至るまで生存しているという考えが妥当になります。
辰巳幸太郎とマスターの会話でマスターが「ゆうぎりにはでかい借りがある」と言っていましたが、お世話をしてもらったこと、飲むようにと言われた薬らしきものが育毛剤で今ではふさふさハッピーであること、そのどちらかを指しているのではないでしょうかw
さて最終話のラストシーンではUFOが現れてものの見事に破壊されてENDとなっていましたがあれが現実だったら佐賀どころか日本滅亡ですよね。
フランシュシュのメンバー一人が欠けたらフランシュシュではなくなるのと一緒で佐賀が滅亡したら日本が滅亡する。
だからこそ辰巳幸太郎は佐賀の呪いを解くのに必死で色々な活動をしているのだと思われます。
ゾンビィ化は呪いの力によるものか
僕が考えるにゾンビィ化は呪いの力を借りているのではないかと思うんですよね。
辰巳幸太郎は触媒。
体の一部を提供することで源さくらをはじめ6人のゾンビィ化を果たす。
山田たえは0号だけに自分自身の力でゾンビィ化を遂げたのかなと。(ゾンビランドサガ外伝 ザ・ファースト・ゾンビィから推測)
マスターは呪いを行使する人。
呪いは災害や衰退を引きおこすマイナスエネルギーを有しており使い方によってはゾンビィ化などの応用が可能。
呪いを解消するために人の生命エネルギーが必要でアイドル活動を行い佐賀に人を集め生命エネルギーを集めている。
辰巳幸太郎は生命エネルギーの触媒でもある。
辰巳幸太郎だけではなくゾンビィ化をはたしているフランシュシュメンバーもこの生命エネルギーを集める触媒になっている。
呪いは生命エネルギーの集まるところに引き寄せられる性質を持ち計画が進むほど辰巳幸太郎とフランシュシュメンバーに呪いが降り注ぐ。
このような筋書きです。
だから物語が進むにつれ辰巳幸太郎の吐血や源さくらの体調不良などの症状が現れたのではないかと予想します。
佐賀以外で活動しないのは呪いがその地に降り注ぐからかな?なんて考え方もできますね。
最終的に辰巳幸太郎とフランシュシュに呪いが取り込まれ消滅というEND。
これは呪いの消滅と辰巳幸太郎、フランシュシュメンバーの消滅を意味する。
ゾンビランドサガ3期(続編)の展開予想
ではここから続編の展開予想をします。
かなりぶっ飛んだ予想なので軽く受け流してください。
UFOの登場シーンはTV番組の放映で実際にはなかった模様。
視聴者安心→って思うじゃーんからの実はあれは真実で佐賀の滅亡、後日本も滅亡してしまいます。
しかしそこで生き残る、いや死してなお動く者がいた。
それが伝説の7人のゾンビィなのでした。
今もなお焼け焦げた荒野に7人のゾンビと犬。
自分たちの築き上げたものは跡形もなく消し飛んだ虚無の世界。
辰巳幸太郎ももういない。
途方もなく数日を過ごすも山田たえが何かを発見。
それは生命エネルギーを集めた辰巳幸太郎の虚像でした。
「何を落ちこんどるんじゃーい・そんな暇があったら日本の一つや二つ救ってこんかーい」という。
そんなのは無理だと一同が口を揃えますが、辰巳幸太郎は神妙な面持ちで過去への切符を差し出す。
切符は合計7枚。
フランシュシュは再び日本を救うために過去に旅立ち呪いを解消していくのでした、という物語です。
まあありえない話だと思いますが、インパクトはあるんじゃないでしょうかw
最終的に過去の呪いを解消することで佐賀(日本)は救われます。
メンバーも一度呪いと共に消滅しますが人々の記憶で再生し、呪いによる死を免れることができます。
そこには何事も無かったかのようにただただ平和が続くのみ。
まさかUFO襲来で日本が滅亡するなんて夢にも思っていません。
しかしそれは全て真実であり、その裏では壮絶な戦いがありました。
本人達でさえその記憶はもうありません。(知っているのはマスターぐらい)
しかしふとした瞬間に自分たちのやってきた思い出や辰巳幸太郎という人物が脳裏をよぎるのです。
確かに私たちは戦ってきた、夢を追い続けた、人々に希望を与えた、大切なものをもらった。
気づいたら頬から涙が伝わっていた。
風がひゅっと吹き我を取り戻すとまた普段の日常を過ごすのでした。
ゾンビランドサガリターンと命名
借りのこの展開になったらタイトルをゾンビランドサガRT(リターン)と命名しよう。
冗談はさておきあれだけ伏線を作ったら続編をやらないわけにはいかないでしょう。
1期は2期と比べてインパクトがなかったという声も挙がっていますが、シリアスな展開とギャグ、ライブ演出など楽しめるポイントはかなりあったと思います。
ぜひとも続きが放映されることを願っています。